関係の定義
定義 1 (関係). 集合族
を考える. このとき, 組
例 2 (空関係).
例 3 (全体関係).
例 4 (0項関係).
例 5 (1項関係).
関係の和集合・共通部分
定義 6 (関係の和集合・共通部分). 2つの
証明.
関係の射影・拡張
定義 7 (関係の射影).
を
定義 8 (関係の拡張).
を関係
関係の合成
定義 9 (関係の合成).
は、
定義 10 (関係の制限).
2項関係の性質
定義 11 (始域と終域).
定義 12 (逆関係).
定義 13 (像と逆像).
を関係
を関係
定義 14 (定義域と値域).
定義域の記号は始域の記号と同じなので、これらが一致せずまた文脈上明らかでないときは明示的に区別する必要がある。
定義 15 (一意性).
-
すなわち が成り立つとき, 関係 は左一意的あるいは単射であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は右一意的あるいは関数的であるという. -
関係
が左一意的かつ右一意的であるとき, 一対一であるという.
定義 16 (全域性).
-
定義域が始域と一致する、すなわち
が成り立つとき, 関係 は左全域的であるという. -
値域が終域と一致する、すなわち
が成り立つとき, 関係 は右全域的あるいは全射であるという. -
関係
が左全域的かつ右全域的であるとき, 対応であるという.
自己関係の性質
定義 17 (自己関係). 2項関係のうち始域と終域が等しいもの
例 18.
定義 19 (自己関係の合成).
定義 20 (自己関係の冪). 自己関係の冪を以下のように恒等関係と自己関係の合成を用いて定める.
定義 21 (反射性).
-
すなわち が成り立つとき, 関係 は反射的であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は非反射的であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は余反射的であるという.
定義 22 (推移性).
-
すなわち が成り立つとき, 関係 は推移的であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は非推移的であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は反推移的であるという.
定義 23 (対称性).
-
すなわち が成り立つとき, 関係 は対称的であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は非対称的であるという. -
すなわち が成り立つとき, 関係 は反対称的であるという.