化学は、物質が何からできていて、なぜその性質を持ち、どう変化するかを扱う学問です。暗記が多い科目だと思われがちですが、覚えるべき事実の大半は電子がどこにいるかという一点から説明がつきます。

たとえば周期表で似た性質が縦に並ぶのは、最外殻の電子数が同じだからです。ナトリウムが激しく反応するのも、貴ガスが反応しないのも、同じ理屈の裏表です。原子の構造を押さえてしまえば、個別の性質は導ける結果になります。

この分野は、物質の見え方(マクロ)→ 原子の構造 → 結合 → 反応、という順に、目に見える現象から目に見えない仕組みへ降りていく構成をとっています。

この分野で扱うもの

  • 物質の構成と状態 — 純物質と混合物、三態と状態変化。
  • 原子の構造と周期表 — 電子配置と周期律。以降の議論の鍵。
  • 化学結合 — イオン結合・共有結合・金属結合と分子間力。
  • 化学反応 — 化学反応式と量的関係。

どこから読むとよいか

原子の構造と周期表が中心です。ここが分かると、結合も反応も個別に覚える必要がほとんどなくなります。

これから書き足すこと

この記事はまだ入口の説明までです。以下は今後書き足していく予定の項目です。

  • 酸化還元と電池
  • 酸と塩基
  • 化学平衡と反応速度
  • 有機化合物の分類